唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

コミケ参加者にお知らせ。

コミックマーケット78に参加します!
3日目(8月15日/日曜日)東2ホールO-39a「西理研」です。


タコシェにて『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』、通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

karasawagasepakuri@yahoo.co.jp


 高森圭氏から「夏コミ三日目にトラップをしかけました」というタイトルのメールが届きました。「逆にあなたの身の安全も確保してあるので安心して評論スペ参加してください。」(原文ママ)とのことで、ポリス沙汰にならないよう気を使っていらっしゃるようですが、コミックマーケットというイベントそのもの、そして自分以外の参加者に「トラップ」のせいで影響が出るかもしれないので公表することにしました。高森氏からは以前から検証の中止を要求する旨のメールを何度か頂いていて、メールを公開したら「大問題」にすると書かれてましたが、今回ばかりはそのような事情があるのでご了承していただくようお願いします。「直接会って話をしたい」と言ってくるならまだしも「トラップ」を仕掛けられるとは。
 というわけで、コミケで自分のブースまで来られる方は「トラップ」に一応気をつけてください。「トラップ」の正体はわかりませんが、赤いヘルメットをかぶった高森氏が「ドッキリ」と書かれたプラカードを持って姿を現すのだろうな、きっと。それから、今回もタコシェに新刊を委託してあるので、コミケまで来られない方はそちらをご利用してくださるようお願いします。



 小ネタ。なんと富野由悠季監督が『まんが極道』を読んでいたという衝撃の事実が発覚(「今日もやられやく」を参照)。 

 仮に専門学校に行ったとしても、その経歴が職業にそのままつながるということはまずありません。マンガ家を目指して同人誌をやっているとしても、それは所詮趣味のレベルの話で、絵を描く訓練にはなりません。コミケから出てプロとしてやっていく手もあるじゃないか、という言い方もありますが、そこでは絵の上手下手ではなく、マンガを作品としてまとめることができる作家的なセンスが求められるのです。それは資格検定で獲得できるといったような、甘っちょろい基準はありません。いきなり「商売になるかならないか」というシビアなところへいくのですからかなり厳しいです。その部分を知りたいなら、唐沢なをきさんの『まんが極道』(エンターブレイン)を読んで下さい。あそこで描かれていることはほとんどが真実で、仮にマンガ家になれたとしても、続けていくためのいろんな苦労があるということがわかります。そういう部分を突破していかないと、プロとして食べていけないのです。

 「絵を描く仕事に就くには、どうすればいい」と悩んでいる高校生に『まんが極道』を勧めるとは、富野監督、相変わらず凄いな。しかも「あそこで描かれていることはほとんどが真実」って! …いやあ、それはさすがにどうなんだろう・・・。
 いずれにしても、お兄さんの「ガンダム論争」を軽く凌駕する名誉であることは確かである。富野監督(らしき人)が『まんが極道』に登場する日も近いのだろうか(大和田秀樹ガンダム創世』の富野監督はカッコよすぎ)。



どっきりカメラに賭けた青春

どっきりカメラに賭けた青春

まんが極道 4 (BEAM COMIX)

まんが極道 4 (BEAM COMIX)

富野に訊け!! (アニメージュ文庫)

富野に訊け!! (アニメージュ文庫)