唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

タブーもブタもあるもんか。

タコシェにて『唐沢俊一検証本VOL.1』『唐沢俊一検証本VOL.2』『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』、通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・1970年代後半に札幌でアニメ関係のサークルに入って活動されていた方は下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

karasawagasepakuri@yahoo.co.jp


 藤岡真さんのブログの「唐沢俊一のビデオデッキ」話は面白かった。苦労してデッキを買ったはずなのに、何故か仙台に移るときに安いデッキを買い直しているのが不思議。単純に考えれば、東京でデッキを兄弟で共用していたってことなのかな。2人でお金を出し合うこともできただろうし。
 ちなみに、唐沢俊一は現在でもたまにベータのビデオを見ることがあるようで、新海誠の『ほしのこえ』もベータで観たのだという。唐沢とまだ仲が良かった頃岡田斗司夫がこの話を凄く気に入ってたのが印象に残っているが、自分には未だにどこが面白いのかよくわからなくて困っている。ジェネレーション・ギャップってやつなんだろうか。

 もうひとつ藤岡さんのブログから。新井素子の話は、栗本薫の件と同じで「嫉妬」だと思う。2人が華々しく活躍しているのに、唐沢青年の方はアニドウの会誌や『ぴあ』の投稿欄で文章を書いているんだから、鬱屈するのは理解できるけどね。


 自分でもネタを書いておこう。7月17日の記事のコメント欄でMOGURAmaruさんが触れている『ガラダマ天国』(ぴあ)の文章を取り上げておく。P.165より。

 エヴァンゲリオンブームは年を越えて続き、春には総集編が上映され、夏にいよいよ完結編が上映されることになった。
 「いったいどうなってるんですか」
 と、大手アニメ製作会社の人にマジな顔で尋ねられたが、どうなってるかわかった騒ぎなんてこれまでにあったかいな。
 僕は完全にこのブームに関しては距離を置いていた。もう20年も前に、『宇宙戦艦ヤマト』で同じ騒ぎを経験しているんだよ、われわれの世代は。そのときに騒ぎすぎて、その反動でそれから20年、ヤマトのことを語るのはタブーになってしまっていたんだよ。あんまり騒いでエヴァンゲリオンについてもこれから先、語るのがヤバい状況になるんじゃないかなと心配していたら案の定、秋口くらいに至ってブームは急速に沈静化、あるアニメ評論家などは早々に“エヴァ(死語)”などと表記する始末の状態になってきた。エヴァ成金の評論家諸氏の今後の動向や、いかに。

 『破』のDVD+ブルーレイの販売枚数が80万枚を超えたそうですね。いいことだ。
 しかし、「騒ぎすぎて語るのがタブーになる」「語るのがヤバい」というのはよくわからない理屈だなあ。しかも、唐沢俊一個人の話じゃなくて「われわれの世代」みんな同じだというのだから凄い話だ。当時の『ヤマト』ファンはみんな語れなくなっちゃったんだ。ふーん。でも、唐沢俊一が「ガンダム論争」のときに『ヤマト』の悪口を言っていたのはどういうこと? 1981年にはまだ語れたということ?
 唐沢俊一は『ヤマト』についてまともに語ったことがないのだと思う。そもそも『ヤマト』のファンじゃないのだから。「騒ぎすぎて語るのがタブー」というのはただの言い訳なんだろうね、きっと。もし違うというのなら、今からでも遅くないから『ヤマト』について語ってほしい。本家『ヤマト』の『復活編』や実写版が作られているのだから、もはや「語るのがタブー」なんてことはないだろうしね。…あ、でも、唐沢にはあらゆるブームに完全に距離を置いてくれた方がいいのかも。



『SUCH A BEAUTIFUL LADY』は自重しておきます。その代わりに魔王を。

TABOO(紙ジャケット仕様)

TABOO(紙ジャケット仕様)

ガラダマ天国―唐沢商会提供

ガラダマ天国―唐沢商会提供

宇宙戦艦ヤマト 復活篇 [Blu-ray]

宇宙戦艦ヤマト 復活篇 [Blu-ray]