唐沢なをき検証blog6。
・タコシェにて『唐沢俊一検証本VOL.1』、『唐沢俊一検証本VOL.2』、『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』、通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」、「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
・唐沢俊一が特別出演していた劇団あぁルナティックシアターの公演終了のあいさつでこのようなことを書いている。
いい結果を出せたことで来年もルナはこの駅前劇場で公演を打てる
こととなりました(実はこの駅前劇場は、下北沢の小劇場の中でも
ちょっと公演のハードルが高い小屋なのです)。皆様のおかげです。
ただし、その前に今年6月は劇団ノーコンタクツの客演、
さらに9月には『楽園』での恒例一ヶ月公演があります!
『楽園』では今年は3本の芝居を一挙上演! 私は一本に役者で、
一本は作・演出で関わります。どういうことになるか、こうご期待。あ、もちろん、本業もやってますよ(汗)。
去年はさすがに一年12回公演というキチガイじみた企画で
本業関係者にはご迷惑をかけましたが、新連載含め、只今進行中!
……それにしても、執筆ペースは大幅にダウンしています。
道楽として芝居にハマり本業をおろそかにすることは、
物書きとして褒められた話ではありません。しかし、芝居というもの
には足を踏み入れた人間にしかわからない、一種特別な魔力が
あります。この魅力を、この個性的な役者たちの持つ魅力を、
どうにか、本業の仕事の中で活かせないか。これまでぼんやりと
考えてきたことが、この芝居に関わって、次第に私の頭の中で
形をなしつつあります。それがどういうものか、近いうちに答えを出してみたいと思って
います。
「新連載」っていったいどこでやるんだろうなあ。その前に『本を捨てる!』をキチンと出してほしいが。…あと、劇団ノーコンタクツのブログによると6月の公演では「客演」だけでなく「プロデュース」もするみたいである。「物書き」ではなく「客演」「プロデュース」が本業になりつつあるような気もする。…まあ、これだけ出演するのなら、直接議論できる機会はたくさんあるというわけで、こっちとしては助かる。できれば演劇に詳しい人と一緒に行きたいんだけど、さて、いつ行こうかな…。
・で、一応舞台と関連する話として、「と学会」の公式サイトで、去年の「日本トンデモ本大賞」での唐沢俊一の発表の模様がアップされていた。
…うーん、あらためて見るとものすごい早口で聞き取りづらい。会場にいた時よりヒドく感じる。それにしても、あそこのお客さんはよく笑う。
・本題。『COMICリュウ』今月号のとり・みき/唐沢なをき『とりから往復書簡』第39回が面白かったので紹介してみる。今回2人は「昔の恥ずかしい思い出がいきなり頭に浮かんでいたたまれなくなる」話をしているのだが、唐沢なをきの話はこんな感じである(青字はセリフ)。
自分もこの年まで生きてきたらいろいろと恥かいてきたわけですが
知ったかぶりしてあんなエラそうなことを大勢の前で
あああああ
空気読まずに調子こいた書きこみしちゃったよ俺
最近はもうどんどん
あーッ こないだのイベントで俺あんな馬鹿なこといっちゃった
編集さんに余裕かましてでかい態度とっちゃった
何やってんの何やってんの俺ーっ
ああっ漫画のセリフ 誤植してるよこれ
いやこれは編集さんのミスなんだけど!!
ああみんな俺がまちがったと思って嘲笑しているよっ
馬鹿にしてるよっ
気持ちは凄くよくわかる。俺もヘンなことを思い出して「『メン・イン・ブラック』の記憶を消すやつ、誰か早く発明しろよ!」ってよく思うもの(実際のところ気にしているのは自分だけだったりする)。
…でも、一番面白いのは、弟の話なのに必然的にお兄さんのことを連想してしまうからなんだけどね。お兄さんはついこないだも「空気読まずに調子こいた書きこみ」しちゃってたからなあ。しかもよそのブログで(詳しくは4月9日の記事を参照)。あと、マンガの誤字とコラムの誤字ではちょっとワケが違うのかも、とも思ったり(どっちも編集者に責任はあるわけだけど)。
「気にしないでくださいよ! お兄さんに比べれば全然大丈夫ですから!」
…と励まそうとしたものの、こんなことも描いてあった。
最近はもう なんかますますひどくなってきて
(中略)
テレビでたまたま見た全然関係のない人のかいた恥までわが身におきかえてもだえ苦しむようになってきました
あーっ 全国の視聴者の皆様の前で
あんな恥ずかしいマネを
あーっ
誰かたすけてー
…唐沢なをきがうちのブログを見てなきゃいいんだけどなあ。お兄さんの恥を「わが身におきかえてもだえ苦しむ」のは気の毒だもの。…っていうか、まず唐沢俊一本人に自分がいかに恥ずかしいことをやっているか自覚してほしいものだ。…まあ、「恥を自覚する」「反省する」というのも能力のひとつなのかもしれない、となんとなく思った。唐沢俊一が反省できる人だったならなあ。
ついでに書いておくと、自分は唐沢なをきに話を聞く気は今のところない。「忙しい」アピールをしているお兄さんよりずっとご多忙であるようなので迷惑をかけては申し訳ないし、唐沢俊一の件は唐沢なをきが自分で描くのが一番いいように思うからだ。…いや、マジでそのうち「実録・唐沢商会」みたいなのを描くような気もしているんだけど。『とりから往復書簡』で子供の頃の話がよく出ているのにお兄さんが一コマも登場しないのがずっと気になっていたり。
とりあえずは『まんが極道』の「盗作」シリーズの新作を期待してます。「同じ雑誌の連載で同じ内容の話を使いまわした漫画家」とかやってくれないかなあ(モトネタについては2月24日の記事を参照)。
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