唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

裸の王様はパニック。

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「裏モノ日記」1月28日にこのような記述がある。

一方で某所、展開が早すぎて発言についていくだけで大わらわ。
今、どこで誰がしゃべっているんだ? という感じで
ある。落ち着こうよ、みんな。

 これは例のtwitterサリンジャー祭りのことを指しているのだろうか。ただ、祭りが起きたのは29日なので(サリンジャーの訃報が伝えられたのも同日)、1日早い。まあ、縄文人に古墳を造らせる人だからこのくらいツジツマが合わなくても不思議じゃないかもしれないんだけど。唐沢俊一twitterを始めたらとても面白いことになると思うんだけどなあ。


「裏モノ日記」2月4日より。

自室に帰ってメールしていたらいきなり電話、S誌から。
いきなり釘宮理恵のことを訊ねられ、“釘宮病”に対し説明してくれと
言われる。ちょっと前にたまたま『鋼の錬金術師』を見たり調べたり
していたから答えられたが、もうこの歳になると若い声優さんの
ことに関してはよく知らんよ。まあ、質問の本体はなぜ、
今の若いファンたちは“病”と言われるまでのハマりぶりをするのか、
という分析で、そこは庭だったが。

 また週刊新潮か。この時点で既に突っ込みどころがいくつかあるのが困りものだが、実際の記事を読んでからやってみることにしよう。
 ちなみに、唐沢は「若い声優さんのことに関してはよく知らんよ」と書いているが、実際のところ声優についてはかなり疎いものと思われる。「裏モノ日記」2000年5月11日より塩沢兼人の「追討文」。

新聞に塩沢兼人氏事故死の報。自宅の階段から落ちて死ぬ、というのは以前、なをきと“こういう死に方はしたくない”ばなしをしたときにリアルすぎて笑えなかった死に方の例だ。交通事故、とかキチガイに刺されて、とかいうのなら何とか納得も出来るが、階段から落ちて、というのは本人も家族もあまりにアッケなさすぎて、不条理を感じる余裕さえなかろう。死は出来るだけ派手な方が本人も回りもナットクできるような気がする。

 ご覧の通り塩沢兼人が階段から落ちて亡くなったことしか書かれていない。「追討」にも年季が入っている。おそらく唐沢は1970年代末以降に活躍した声優さんについては詳しくないのだと思う。「ガンダム論争」の時に『ガンダム』を通して観たと書いていたんだから、せめてマ・クベくらいは出てきてほしいものだと思うが。


前回の記事唐沢俊一ドンファン話を取り上げたら、伊藤剛さんから「唐沢本人から聞いていた話と違う」とコメントが寄せられたのだが、そうしたらこのようなコメントが寄せられた。

JHG 2010/02/06 04:31
このコメント欄って同じ人たちが入れ替わり立ち替わり書き込んでいるように見えるんですが。
それから伊藤さんも漫棚さんも往生際が悪い。
あなたたちの件は決着ついているんだからこんな場所でねちねちと悪口を続けるのは見苦しい。
やるならもっと巧妙に匿名でやりなさい。

 第一に「このコメント欄って同じ人たちが入れ替わり立ち替わり書き込んでいるように見える」という根拠が不明。まあ、「見える」というのならしょうがありませんね。幽霊もUFOも神様も「見える」人には「見える」らしいので。
 第二に「往生際が悪い」というのは適切ではない。伊藤さんも漫棚通信さんも追い詰められてはいないのだから。むしろ「往生際が悪い」のは唐沢俊一の方ではないかと。『新・UFO入門』事件で謝っておけば…。
 第三に「やるならもっと巧妙に匿名でやりなさい」というのはつくづく不思議。…いや、ネット上の意見が「匿名でやるのは卑怯だ」と批判されることはよくあるけど、「実名を出すな、匿名でやれ」という意見は初耳だ。JHGさんはいつも「巧妙に匿名で」やっているのかもしれないけどね。…一体何を?


 さて、非常に興味深いことがあって、以前に唐沢俊一青山学院大学を卒業しているのかどうか?という問題を取り上げたとき(詳しくは2009年2月14日の記事を参照)、そこでも伊藤さんから情報を提供していただいた。すると、その後でこのようなコメントが。

通りすがり 2009/02/15 21:02
>伊藤君
こんなところで意趣返しとはご苦労様です。
いつまでも過去をひきずっているから
出世しないのだといい加減に気づきなさい。
まぁ、アタマはいいかもしれんが、
そういう賢さはないので無理だろうけど。

 というわけで、唐沢俊一の過去について伊藤さんがコメントすると必ずそれを批判するコメントがつくようなのだ。どうも伊藤さんに唐沢の過去をバラされると困る、と考えている人物がいるらしい。そう考えると、JHGさんが「やるならもっと巧妙に匿名でやりなさい」と奇妙なコメントをされたのも、たぶん伊藤さんが実名で唐沢の過去を語ることによって信憑性が高くなってしまうことを恐れたのではないか?となんとなく想像がつく。それから誠に失礼なのですが、“JHG”というのはいわゆる「捨てハン」なのかなあ、とキーボードを目にしてふと考えてしまった。しかし、唐沢俊一の過去をバラされることをそれほどまでに恐れている人物って一体何者なんだろう。

 「と学会」メーリングリストの件(詳しくは2009年8月4日の記事を参照)でも感じたことだが、長年にわたって伊藤さんを攻撃できる精神性というのが自分には理解できない、というか理解したくない。ただ、なんとなくわかってしまうのは、唐沢や「と学会」に代表される伊藤さんを攻撃している人々は、単純に「同じグループ内の異分子」に対して拒否反応を起こし過剰な攻撃性を発揮しているのであろう、ということだ。まあ、世の中にはいくらでもある話だけど、「異分子」がグループから離れても攻撃を続けているのが執念深いというか。オタク関係のグループに参加したことのない自分にはそういった集団の事情はうかがい知ることはできないが、オタクの集団がダメというわけではなくグループに参加しているメンバーの人間性によるところが大きいのではないかと思う。唐沢俊一なんか集団に加わると必ずと言っていいほどヘンなことになるし。
 それでも「なるほどね」と思うこともあって、今まで唐沢がスルーされてきたのはそういった「攻撃性」というか「身内意識」に拠るところが大きいのだろう、ということだ。山本弘会長が唐沢俊一を処分できなかったのもそうだし、鶴岡法斎氏もそれがわかっているから唐沢を批判しながらも反撃を恐れている。

俺、今日なにやっているんだろう。多分誰か取り巻きがチクッて数日後に日記で罵詈雑言浴びせられるんだろうな。

 『ブンカザツロン』もそのうち検証するのでよろしく。結局のところ、自分が事情をよく知らないおっちょこちょいだったから唐沢を批判できたのかもなあ、と思う。王様が裸だとわかっていても取り巻きや民衆は正直に言えなかったというおなじみの話。唐沢と親しい人ほどかえって物が言えなくなっているということもあるのかもしれない。でも、自分だってあんな複雑な人間関係があると知っていたら検証していたかどうかわからない。面倒なことに関わってしまったという思いは少なからずある。もちろん、だからといって検証をやめたりはしないし、「これはおかしい」と感じたことを口に出すのは、とても大切なことだと思うよ。
 

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