一年半待て。
・「コミックマーケット77」3日目(12月31日)、「西1ホール り-42a」で、サークル名「西理研」で参加します!
・『唐沢俊一検証本VOL.1』、通販受付中です。タコシェの店頭でも販売中です。
・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」、「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。
今後の予定。
2009年冬『唐沢俊一検証本VOL.2−ガセビア編−』&『トンデモない「昭和ニッポン怪人伝」の世界』
2010年夏『唐沢俊一検証本VOL.3−オタク編−』&「ガンダム論争」の本(題未定)
2010年冬『唐沢俊一検証本VOL.4−個人史+α編−』
2011年夏『トンデモ唐沢俊一の世界』
今のところはこんな感じで行こうと思っています。今回、本を2冊同時に作ったのにヘコたれたので「2度とやらないぞ」と思ってたのに、今までに書いた「ガンダム論争」の文章をカウントしたら50ページをオーバーしていたので、結局来年夏も2冊同時に出すことに。で、『トンデモ唐沢俊一の世界』で、今まで唐沢俊一の出した全ての著書のレビューを書いて、検証に一区切りできればいいかな、と思ってます。誤解のないように書いておくと、一区切りと言っても終了だけを意味するわけではなくて、「オタク史」全般の検証へ移行していったり、唐沢俊一の検証を続けながら、例えば「と学会」なり岡田斗司夫なりをメインターゲットとして検証していくようになる、という風に方針を転換する可能性もあります。でも、こないだ散歩しながら「これからやるべきこと」を考えてたら、まだだいぶ唐沢について調べなきゃいけないことが残っていると気づいて愕然としてしまった。1年半も続けてきたのに…。
というわけで、少なくともあと1年半は続きますので、引き続き応援よろしくお願いします。5000年でもまかせとけ。
1980年代の唐沢俊一の年譜に若干修正を加えました。東北薬科大学の休学を「1984年10月」としましたが、それだと「実家で2年間暮らした後に上京」という部分にズレが生じるので、より詳しい調査をする必要があるかと。
しかし、藤岡真さんのブログでも話題になっているけど、青学にはロクに行ってないようだし(本人が「行ってない」話ばっかりしている)、薬科大学も本格的に専門課程が始まる前に辞めちゃってるんじゃあなあ。
「なんかネタないかなー」と適当に本をパラパラめくっていてもガセが見つかるのが唐沢俊一の凄いところ。
唐沢俊一『とても変なまんが』(早川書房)P.105より。
これらのマンガの中の未来像の集積が、昭和四一年の大阪万国博だった。
大阪万博が行われたのは昭和四十五年。
同じく『とても変なまんが』P.116より。
シャープ兄弟、ボボ・ブラジル、フレッド・ブラッシーなどとの名対戦は、大げさに言えば日本人から黒船以来の白人コンプレックスを払拭したと言っていい。
ボボ・ブラジルは「黒い魔神(魔人)」の異名をとった黒人レスラー。黒人に勝っても白人コンプレックスを払拭できるものなのだろうか。
同じく『とても変なまんが』P.157〜158より。
オタクという人種は、その案内人の役割を背負っている。子供時代に自分が読んだマンガ、今は題名もストーリィも忘却の彼方だが、子供時代に無茶苦茶なインパクトを受け、その後のものの考え方に大きな影響を与えたあの作品が果たして何だったか。その質問に答えることができるのは、オタクな研究者である。 自分さがし (原文ママ)がキーワードになっている現代において、オタクはそういう人々のニーズがあって存在しているのではないか。
もちろん、オタクにも質のいいオタクと悪いオタクがいる。ナビゲーターに適任者を選ばねば、とんでもないところに連れていかれる。
そうだね。「質の悪いオタク」にナビゲートされるとエラい目に遭わされるというのは、唐沢俊一を検証しているとよくわかる。しかし、必ずしも「オタク=案内人」というわけではないと思う。唐沢や岡田斗司夫は「案内人」になりたかったんだろうけど。
ちなみに、「とても変なまんが」のガセネタは「トンデモない一行知識の世界OLD」で既に検証されていて、「ワシントン殺人事件」より先に起こっていた「泉ゆき雄殺人事件」やストーリー紹介がデタラメな「ビリーパック事件」については、そちらをごらんになっていただきたい。なお、「ビリーパック事件」について補足しておくと、唐沢は『ビリーパック』の作者を「河島光博」と書いているが、正しくは「河島光広」。実は作者の名前も間違えていたのであった。
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