唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

「コミックマーケット76」レポート(後篇)。

 コミケでは多くの方と出会うことができた。


 伊藤剛さんとお会いするのは冬コミに続いて2度目だ。「前に会った時とだいぶ感じが違いますね」と言われて、唐沢帽の威力をあらためて感じる。「いえいえ。そんなことありませんよ」と帽子を脱いでオールバックにしていることを見せる。…実はちゃんとセットしていたのであった。最初はエクステをつけて、より唐沢俊一っぽくしようとしていたんだけど。
 それはともかく、「西理研」のブースの中で伊藤さんと密談。結構大変な話だったので、表情は平静を装いつつも、内心は


やべえ


まじで

と『はるみねーしょん』状態になる。『けいおん!』にはるみがこっそり出ているところを見ると、かきふらい先生と大沖先生は仲良しなんだろうか?とか余計なことを考えないと落ち着いていられない。
 そういえば、唐沢俊一に頼んで『唐沢俊一検証本VOL.1』にサインしてもらった勇者がいたのだが、勇者は伊藤さんの姿を見るなり感激してサインをもらって大喜びしていた。「素直な人を見ているとうれしくなるね」とうちの女の子たち。…しかし、唐沢俊一も『唐沢俊一検証本』によくサインしてくれたなあ。ただ、いわゆる「表2」にサインしていたところを見ると、表紙にサインするのは嫌だったのかも、とは思う。「盗用編」ってでっかく書いてあるもんなあ。

 そして、いよいよ漫棚通信さんとお会いすることができた。唐沢俊一は既に撤収していたため、面会がかなわなかったのは残念だけど(ドラゴン山崎氏が「西理研」にやってきた頃に撤収したらしい)。「よくやられましたなあ」と声をかけられて不覚にも胸がいっぱいになってしまう。…いや、自分のやったことは本当にちっぽけなことで、唐沢俊一の問題が注目を集めるようになったのは、唐沢から被害を受けながらも挫けずに頑張ってこられた「漫棚通信」さんや伊藤さんのような方たちのおかげなのだと思う。自分はほんの少し手助けをしたにすぎないのだ。…まあ、唐沢俊一の身に今後何か起こるとしたら(もう既に何か起こっているのかもしれないが)、一番恨みを買う可能性があるのは自分なんだろうなあ、とは思う。唐沢俊一を滅ぼすのはあくまで唐沢自身なので、他人のせいにしたって何もいいことないんだけどね。とりあえず「漫棚通信」さんに本を手渡しできて満足。「検証オールスターズ」、あとは「トンデモない一行知識の世界」さんと安岡先生とお会いできれば完璧かな。

 『ラジオライフ』の関係者の方ともお話させていただいた。この方は、豊田拓臣さんが三才ブックスを退社したのは唐沢俊一が「世界の三面記事・オモロイド」から盗用した件とは関係ないことを説明しに来てくれたのだ(ちなみに豊田さんは現在楽工社で勤務されているとのこと)。…ドラゴン山崎氏もうちのブログの内容に異論があるのなら、自分に直接言ってくれればよかったのに。この方が『唐沢俊一古今東西トンデモ事件簿』の文章をチェックしていたところ、ネット上にそっくりな文章があるのを見つけて出典をつけさせたことがあるという。…やっぱりそういうこともあるんだ。ちなみに、別の編集者の方によると、唐沢俊一は原稿を書くのが遅いため、どうしても原稿のチェックがおろそかになってしまいがちなのだという。

 それから、以前唐沢俊一の関係者を一緒に取材しに行ったライターの方ともお話させていただいた。その方は『社会派くんがゆく!』の担当である河田氏の知り合いらしいのだが、その話を聞いていたのか別の方が「『社会派くん』ってまだやっていたんですか?」と質問してきたのは可笑しかった。ネットではよくあるやりとりだけどリアルでも聞かれるとは。完全に過去の遺物になっちゃっているのね。

 事前に約束していた人と全員会えたので、少し早目に会場を後にすることにした。自分も女の子たちも疲れていたのだ。その後「何事もなくてよかった」と身内だけで祝杯をあげた。…ドラゴン山崎氏のことで唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板が大騒ぎになっていることを自分達が知ったのはそれから数時間後のことであった…。
 

 …以上でコミケのレポートは終わりである。実は他にもかなりデカいネタがいろいろあるのだが、今後の展開に差し障りがあるため書くことができないことをお断りしておく。今まで自分は仕入れた情報はできるだけ公表することにしていたのだが、今後はそういうわけにもいかなくなるのかもしれない。…どうやら自分は一般人でなく「関係者」になってしまったようで、なんだか複雑な気分である。爆弾をいっぱい抱えちゃってボンバーマンになった気分だ。今まで穴を掘っては唐沢俊一を埋めていたのに、逆方向へ進化しちゃったよ。まあ、状況を見てネタを投下していくつもりなのでよろしく。
 そういう意味で唐沢俊一の検証が新たな局面に差し掛かってきた、と思うのである。もちろん、著書や日記の検証が本分であることは変わらないのだが、これからは水面下で動く機会が増えてくるかもしれない。それに『検証本VOL.1』があっさり完売したり、唐沢俊一や業界関係者がうちのブログを読んでいるらしいということで、意外に影響力があるのかも?と思えてきた。平穏無事に検証していければいいんだけどねえ。あ、冬コミの申し込みは済ませておきましたので。

 唐沢俊一検証blog」、場合によってはまた無駄に盛り上がるかもしれませんが、その際には温かい目で見ていただけるようよろしくお願いします。

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