唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

ユッキーナよりスザンヌ派。

 東京に戻ってきました。今後はなるべく毎日更新したいところだけど。

 さて、前回の記事は反響が大きかったようだが、今のところ、と学会サイドからコメントは発表されていない模様。自分のところにもメールは来てません。…ということは、記事の内容は事実であると認めたことになるのだろうか? とりあえず、来週の月曜までは様子を見ることにします。


 では、本題。「裏モノ日記」2002年10月26日

さっき『佛教暴露』のところでも書いたが、私は山本氏よりももう少し、大衆というものを信頼している。しかし、その弱さも十分に認識しているつもりだ。とまれ、大衆よ、大衆に絶望するな。天才を待つな、という私の根本の思想は、山本夏彦をその根元とする。つつしんで冥福をお祈りし、あわせて出版書律に、彼がそのひねくれ精神で最後まで復刻を認めなかった戦前の名訳『年を経た鰐の話』を、ぜひこの際に復刻していただきたいとお願いするものである。

「裏モノ日記」2003年9月8日

メールボックスを見たら、書律『宝珍』からメール。ここは昨日の例会で皆神龍太郎さんが発表したオカルト短歌集『念力家族』の出版元で、皆神さんから教えてもらい、帰って即、ネットで注文したところである。単なる注文受けつけましたメールかと思ったら、その会社の代表の女性Hさんという方から、
「お忘れと思いますが、唐沢さんとは2回ほど、名刺を交換しております」
 との文面。いつぞや、私やひえだオンまゆらさん、中野監督などのポートレート写真を撮っている写真家、やまだしげるさんの個展のあとで、お会いしたことがある人だった。うわあ、と世の中の狭いことに驚く。まあ、あんな短歌集を出版しようというような嗜好の持ち主だ、どこかで私のような者と接点があるのはアタリマエかもし れない、と思う。

「裏モノ日記」2003年11月1日

朝、8時起床。寝床で文藝春秋から復刻された、レオポール・ショヴォ『年を歴た鰐の話』を読む。訳者は山本夏彦である。山本夏彦が死んだとき、私は日記に“つつしんで冥福をお祈りし、あわせて出版書律に、彼がそのひねくれ精神で最後まで復刻を認めなかった戦前の名訳『年を経た鰐の話』を、ぜひこの際に復刻していただきたいとお願いするものである”と書いた(“経た”というのは誤記である)。みんなそう思っていたと見え、死んだとたんに復刻。故人の遺志をふみにじる行為なわけだが、山本ファンたちも大満足で、怒る者はいるまい。生者と死者の関係はまず、そんなものである。

 この「書律」というのは「書肆」のことだろう。goo辞書

しょし 1 【書▼肆】
本屋。書店。

「脆弱」を「危弱」と間違えたときのように(詳しくは2008年11月5日の記事を参照)「しょし」とちゃんと読めていたなら有り得ないミスなんだけどなあ。それにしても「しょりつ」ってなんだろう。出版業界のあいさつ? 「しょりーっつ」って。もしくはカチューシャをしたドラムの女の子への思いを綴った文章のことか? キャベツうめえっ! キャラソンのジャケットかわええっ!


木下優樹菜 『ユキナ的な。』

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スザンヌ フォトブック『22』

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けいおん!イメージソング 田井中律

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