唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

いいんだね?やっちゃって。

 大内明日香女史が「日本トンデモ本大賞」に来る来ないでモメている件(一連の経緯については5月26日5月28日の記事を参照)について、大内女史ご本人がブログで新事実を記している。大内女史によれば今回の一件は次のような流れなのだという。

 1、唐沢さんから、「きみのあの本がトンデモ本大賞にノミネートされることになった」と電話があった。

 2、「つきましては、会場で本を売りましょう!」と唐沢さんに提案された。

 3、私が自分のmixi日記(友人限定公開)で怒り狂った。

 4、マイミクでと学会員の方が数名、自分のmixi日記でそのことについて言及した(らしい)。

 5、マイミクでと学会員でトンデモ本大賞の運営に関わる方が、私の日記(友人限定公開)について、MLで流した(らしい)。

 6、唐沢氏と電話で話し、事情を聞く。

 7、さらに私はmixi日記(友人限定公開)で怒りまくり&泣きまくり。

 8、がまんがならず、私が公開のblogに書く。

 9、現状に至る。

…えーと。もしこれが本当なら唐沢俊一は一体何を考えているのだろうか。そもそも唐沢が「会場で本を売ろう」と提案しなければ今回の騒ぎはなかったということじゃないか。それ以前に「トンデモ本大賞」のノミネート作品を事前に漏らしているのが問題らしいのだが…。どうして唐沢俊一は会場で本を売ろうと考えたのだろう?善意に取れば親切心、悪意に取れば「大内女史に対していい格好がしたかった」ということなのだろうが、いずれにしても後先のことを考えない軽率な行為だったのは間違いない。このことが問題になってから、唐沢は大内女史を守ろうとしていないし、「裏モノ日記」でもまるで他人事のような書き方をしているし。無責任すぎ
 次に気になるのは、大内女史のmixiの「友人限定」の日記の内容が漏れ、「と学会」のメーリングリストで流れていたということ。…天羽優子先生は「ムラ社会」の論理を否定しておられたけど、秘密がダダ漏れでプライバシーが守られないというのはは「と学会」が典型的な「ムラ社会」であることを証明してしまっているのではないか。山本弘会長が同じ目に遭ったらさぞかし激怒するんだろうけど。加えて、唐沢俊一は大内女史の日記がメーリングリストで流れたことを「緊急事態なんだから、しかたないだろう」と容認してしまっているのだ。…ということは、唐沢俊一のマイミクの方が唐沢の日記の内容を外部に公開しても一向に構わないということなのだろう。唐沢俊一P&G問題は常に「緊急事態」なんだから。…しかし、「と学会」って一体どんな団体なのよ。
 もうひとつ。大内女史が会場に本を売りに来れなくなったのは、「と学会」の女性スタッフが大内女史の来場に強硬に反対したためらしいのだが、

まずは、「本を売らなくても大内さんは会場には来ないでほしい」とはっきり言った人が居たのか。言ったとしたら誰がそんなことを言ったのか。そいつをはっきりさせてほしい。
 正直な話、本当にそんなことを言う人が居るとは私には信じられない。本当に居たのなら私が小一時間問い詰めたい

と仰っていた天羽先生は、この女性スタッフを「小一時間」問い詰めるべきなのでは?ご自分の言動に責任をとってほしいところだ。
 それにしても、唐沢俊一は「と学会」にどこまで迷惑をかければ気が済むのか。「と学会」は唐沢の盗用をスルーし続けているから、唐沢のせいでイメージ・ダウンしても完全に自業自得なのであって同情はできないのだが。


 さて、大内女史のブログには気になる記述がある。

唐沢さんと私の今後の関係は、6月19日以降にブログに書きたいと思います。忘れなければ(笑)。まあ、皆さんのご推察のとおりですよ。

 6月19日に何があるのだろうか?そう思っていると、唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板にこのような書き込みが。

20 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/05/28(木) 14:15:23
唐沢&大内でジュンク堂で6月18日にイベントやるんじゃねぇかよ! ↓


ジュンク堂書店をご利用頂き、ありがとうございます。以下のとおり
トークセッション開催が決定いたしましたので、ご案内申し上げます。
お誘い併せの上、ご参加下さいませ。 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 
★2009年6月18日(木)19:00〜
「オタクは大人になってからがおもしろい」
唐沢 俊一(作家・評論家) 進行 大内 明日香(編集者・出版評論家)

 「ジュンク堂書店」のメールマガジンにそのように書かれてあったらしいが、「はて?」と思っていると月刊「創」ブログにこのような情報が。

「オタク論2!」の発売を記念して、トークセッション&サイン会を開催が決定しました。

「オタクは大人になってからがおもしろい」
      『オタク論2!』刊行記念トークセッション&サイン会
6月18日(木)19時〜
出演・唐沢俊一×岡田斗司夫
進行・大内明日香(編集者・出版評論家)

場所はジュンク堂池袋店。

オタク第一世代ともいうべきお2人。今やテレビなどで大活躍!
※当日岡田さんは遅れて参加するのでトークは最初唐沢さんのみで開始します。

 というわけで、『オタク論2!』の発売イベントらしい。岡田斗司夫は参加できなくなったということなのだろうか。…スケジュールの都合なんだろうけど、深読みしたくなっちゃうなあw
 しかし、『オタク論2!』のトークセッションで質問コーナーがあったら是非とも質問したいところだ。なぜなら、唐沢俊一は『オタク論2!』の中でこのようなことを言っているのだ。P.111より。

「ソースを確認しない」ということはありますね。私の、『新・UFO入門』関係の騒ぎについても、週刊誌はきちんと私の方の言い分を確認してきたけど、ネットでいろいろ論評していた人間で、「唐沢の見解はどうなのか」と尋ねてきた人は一人もいなかった。私のメールアドレスを知っているはずの人でもね。まず、唐沢が悪い、という前提から入る。中には「唐沢が言っていることは聞かない」と明言している人までいた。

 つまり、『新・UFO入門』関係の騒ぎ(どうして「盗用した」とハッキリ言わないのか)について直接話を聞いてきた人がいないと嘆いているのだ。だったら話を聞いてあげなくてはいけないだろう。いや、自分も唐沢俊一のいるところにいちいち押しかけて話を聞こうとはあまり思わない。やっぱりTPOというものも考えないといけないし、自分は唐沢とは逆に直接話をすることがさほど重要とは思わないからだ。文章が残ること、多数の人間の眼に触れることなどを考えると、むしろネットで意見を発表し、コミュニケーションをとる方が公正さを維持できると思うのだ。…っていうか、唐沢俊一は気になることがあったら、いちいち本人に連絡を取っているのか?
 しかし、『オタク論2!』のイベントで『オタク論2!』の内容について質問するのは歓迎されることではあっても嫌がられることはないだろう。まして唐沢は本の中で「話を聞いて欲しい」と言っているのだ。そこまでお膳立てされて行かないんじゃ唐沢俊一ウォッチャーの名がすたる。行きましょう!行って話を聞こうじゃないか唐沢俊一にも思う存分話してほしいね。
 まあ、質問コーナーがなくてもサイン会はあるようだから、その時に何かできるのであればやろうかな。
 ちなみに、『オタク論2!』には、唐沢俊一に『新・UFO入門』盗用問題について直接問い合わせるメールが一通だけ来たことが追記されているが、これは藤岡真さんからの問い合わせのことだろう。唐沢から頼まれたせいで、藤岡さんは唐沢からの返答の内容を明かしていないのだが、どうやらまともな返事はできていないらしい。…「緊急事態」だから公開しちゃってもいいのでは?と思ったり(冗談です)。
 
 とりあえず、6月18日はジュンク堂書店池袋店に行くことにしたのでよろしく。

※追記 ジュンク堂書店の公式サイトに情報がありました。
それから岡田斗司夫が来ないのは確定


オタク論2 !(2)

オタク論2 !(2)