唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

冬コミのてんまつ。

 新年あけましておめでとうございます。今年も「唐沢俊一検証blog」をよろしくお願いします。それでは早速冬コミについて書かせてもらいます。

 七神さんや名護さんのコメントに対応していたせいで睡眠時間や部屋を片付ける時間を削られながらも、なんとか始発の電車でコミケ会場へ。コート、ニット帽、手袋、タイツと防寒対策はバッチリ。さすがは貼るタイプのホッカイロだ。駐車場で4時間並んでいてもなんともないぜ!昼過ぎからポカポカ陽気になってきたから列に並びながら剥がしてしまったけど。
 自分は唐沢俊一に会いに行くよりは同人誌を買うことをメインにしていたので、まずは東ホールに行ってお目当てのサークルをチェック。欲しいものはだいたいゲットできたものの、夏に待ち時間ゼロで買えたところが今回は1時間以上並ばないと買えなかったりして、「毎回同じだと思っちゃいけない」と会場の隅でチョコクロワッサンをかじりながらしみじみ反省。
 で、2時過ぎに西ホールに移動して唐沢俊一のブースに行ってみた。だが、ここでもう一度「毎回同じだと思っちゃいけない」と痛感させられてしまった。夏はひとりふたり客がいるだけだった唐沢のブースの前が今回は客でごったがえしているのだ。「そうか、今回は壁際に配置されていたんだった」うっかりしていた。一応説明しておくと、コミケで会場の壁際に配置されるサークルはどれも人気サークルばかりで、間違いなく行列ができるのである。夏は唐沢俊一のブースは「島」の端っこに配置していて、今回も同じような状況だったらうまくいけば突っ込んだ話もできるかと思っていたのだが…(夏コミについては詳しくは8月17日の記事を参照)。混雑した状況で話しかけたら唐沢はともかく他の人の迷惑になるのでやはりあいさつだけしておくことにした。七神さんにも「ストーカーとして捕まらない程度に精々頑張ってください」と注意されていたしね。
 それでも、予定していた行動はすることができるので、トイレに行って準備に取り掛かった。ニット帽を外しコートを脱ぐ。そして、髪をセットすると、鏡の中には「髪をオールバックにセットしたスーツの男」が立っていた。つまり、東大で唐沢俊一と会ったときとまったく同じ格好になったわけである(詳しくは10月23日の記事を参照)。…もうおわかりかもしれないが、今回自分がやろうとしたのは「唐沢俊一の記憶力の検証」なのである。

 …どうして唐沢俊一の記憶力をチェックしようと思ったのかを説明しておこう。まず、去年の8月に行われた「DAICON7」で唐沢俊一藤岡真さんから声をかけられたのに逃げてしまったという事件があった(詳しくは8月26日の記事を参照)。藤岡さんは以前に唐沢と会ったことがあって、事前にメールを送っていたにもかかわらず逃げてしまったのだから不可解極まりないのだが、それについて唐沢俊一「裏モノ日記」でした言い訳もまた不可解極まりないものなのであった。

それから、ナントカと名乗って挨拶してきた中年の男性がいた。SF大会ではとにかく、いろんな人に挨拶されるので、いちいち相手を確認しないで返事をかえす。このときもよく名前聞き取れなかったので(私は人の名前や顔を覚えることが病的に苦手なのである)「これはこれは」とトリアエズ挨拶したら、「ちょっとお話しできますか」と言われたので、困ったファンだな、と内心思いつつ、すいません、下にタクシー待たせているもんで、と言って断り、スタッフに送られて階下に呼んでいたタクシーにSくんと乗り込む。車中、さっきのは誰だっけ、と考えつつ、胸にかけていた名札の名前の記憶が浮かんできて、そうだ、私の悪口をブログに書きまくっている人物だった、と思い出し、ありゃりゃ、と苦笑する。コレハコレハ、などと丁寧に挨拶されて、向うも面食らったのではあるまいか。己の記憶力のなさに呆れ、Sくんに、“悪いことしたかな”と言ったら、“いや、別にかまわないんじゃないですか”と。なるほど、それもそうだ。

…まず、唐沢俊一が「人の名前や顔を覚えることが病的に苦手」と他の場所で書いたり言ったりしているのを自分は目にしたことがない。むしろ、唐沢俊一は記憶力に自信を持っているはずである。自信があるからこそ裏取りをしないでガセを大量生産しているのだろうし。…まあ、それ以前に「いちいち相手を確認しないで」「このときもよく名前聞き取れなかったので」と書いた後で「胸にかけていた名札の名前の記憶が浮かんできて」と書いてあるのがどう考えても不自然なのだが。しかし、8月26日の記事のコメント欄で古賀さんに教えていただいたのだが、「裏モノ日記」にはこのような記述もあるのだ。

お姉ちゃんが私の顔覚えているらしく(私は人の顔が覚えられないのに、向こうは私の顔を必ず覚えているというのは人生においては不利なのではないか)、いろいろいつも私の頼むようなものを勝手に注文する。

だから、唐沢俊一が「人の名前や顔を覚えることが病的に苦手」という可能性は一応あるのかもしれない。しかし、そのときはモヤモヤした気持ちになってしまった。記憶力なんかどうやって確かめればいいんだろう。
 それから2ヵ月後、東大で唐沢俊一と会った帰り道で「顔を覚えられちゃったなあ。でも、顔だけわかってもどうしようもないけどね」と考えているうちにひらめいた。「そうか。冬コミ唐沢俊一にあいさつすれば、記憶力を確かめることができるぞ」 顔を覚えられたことを逆に利用してしまえばいいのだ。
…というわけで、今回は東大に行ったときと同じ格好をしてきたわけである。これでわからなければ本当に「人の名前や顔を覚えることが病的に苦手」といっていい。唯一違うのは、東大では片手に会社法の本(たまたま読んでいた)を持っていたのだが、今回は片手に萌え萌えした美少女が描かれた紙袋を持っているくらいである。ただ、コミケに始発の電車でやってきた人の中で、自分の見たところ他にスーツを着ていた人はいなかったのはせつなかったが。

 いよいよ唐沢俊一のブースに並んだ。唐沢が自分を見たような気がしたが気づいたかどうかはわからない。やはり直接話をするしかない。そして、以下このような感じで会話。


自分「おひさしぶりです」
唐沢「あ、どうも」
自分「…あのー、自分のこと、覚えていますか?」
唐沢「はい。東大で会った方ですよね」

 
 検証終了。唐沢俊一は「人の名前や顔を覚えることが病的に苦手」ではなかった。2ヶ月前に5分程度話をしただけの相手の顔を覚えているのだから、人の顔を覚える記憶力はしっかりしているといっていい。しかも、唐沢は毎日たくさんの人間と顔をあわせているのだからなおさらである。…そうなると、藤岡さんから逃げた時の言い訳は一体なんだったのか気になるし、ガセビアの多さを考えると「人の顔を覚える」以外の記憶力はダメなような気がするが。 
 もうひとつわかったのは、唐沢俊一が「唐沢俊一検証blog」を読んでいない、ということである。だって、うちのブログを読んでいるなら、東大で声をかけてきたのが「唐沢俊一検証blog」の中の人だと当然わかるはずで、自分のことを批判している人間が目の前に立っているにもかかわらず唐沢俊一が何もしないということがはたして有り得るのだろうか?という話である。あの唐沢俊一なら当然何かしら反論するはずであって、何もしないままやりすごすということがあるのだろうか?まさかねえ。まあ、夏コミで直接自分の同人誌を手渡す際には間違いなく突っ込んだ話ができると思うので、それまでお互い元気でいましょう。
 ちなみに、唐沢俊一スレッド@2ちゃんねる一般書籍板で、今回の自分の行動をズバリ的中させている人がいました。

47 :無名草子さん:2008/12/31(水) 11:02:45
検証さんの
>自分が狙っていた目的は一応達成できました。
って何でしょうかね?
何も仕掛けずに、目的を達成するってのは。

10月23日、今から2ヶ月前に数分だけしか会話を交わしていない
検証blog氏の顔を「病的なほどに顔を覚えるのが苦手」な唐沢が
覚えているかどうかのチェックとか?
(以下略)

お見事!「唐沢俊一検証blog」特製ストラップをさしあげまーす!(嘘)

 で、ついでにもうひとつ予定していた行動をしてみた。「マガジン」の同人誌を買ったついでに(「おつまみ」の方はスルーしちゃったけど買っておけばよかったかな)唐沢俊一に『痴愚神礼讃』をプレゼントしたのだ(その理由については12月9日の記事を参照)。


自分「(わりと大声で)ギリシャの哲学者エラスムスの本です!」
唐沢「どうもー」


…直接手渡すことには成功したけど、もうちょっとうまくできたような気がする。ジュンク堂のブックカバーをしたままなのがいけなかったのか、「悪ふざけが過ぎる」などと自重せずに「唐沢俊一さんへ えらすむす」とサインをしておくべきだったのか、「アイルランド名物のハギス」を差し入れしておくべきだったのか(詳しくは10月27日の記事を参照。ハギスの缶詰を一応探したけど見つからなかった)。まあ、検証には慣れてきたけど、パフォーマンスはまだまだ鍛える余地があるってことかな。大昔、とあるイベントでマルチが描かれたイラストボード(身内のマンガの上手い人に描いてもらった)を振り回していた頃の気持ちを思い出せ、自分!(ちなみに「マルチ」はこの娘のこと。分身怪獣のことではない)…いや、思い出さなくていいやw 「めいろろぼ」は今れも好きなのれすが。ま、夏コミで唐沢俊一に同人誌を手渡すときのことはもう計画済みなので、今回のことを反省してもっとわかりやすく楽しい見せ方をしてみたい。…だんだん発想がお笑い芸人に近づいているようなw

 自分は用事を済ませるとすぐに唐沢のブースを離れて伊藤剛さんに質問したり、伊藤さんのブースの隣にいらっしゃった東浩紀氏(この人も唐沢俊一と因縁があるが)を見かけたり、開田あやさんのブースに行くなどした後、早々に会場を後にした。すぐに実家に帰らなきゃいけなかったからね。
…そういえば、唐沢俊一のブースの中でビデオ撮影をやっていたことが2ちゃん唐沢スレでは問題視されていた。コミケでは相手の許可を得ずに撮影をすることは禁止されているのだが、唐沢は許可を得てやっていたのだろうか?自分も唐沢のブースの中でビデオカメラで撮影している人を目撃している。カメラの向きからして、唐沢のブースに来たお客さんを撮影していたようだが、撮影されるのを不快に思う人もいるんじゃないか?また、今回、唐沢のブース内でビデオ撮影をしていたのは、自分(kensyouhan)の顔を記録するためではないか?という説も唐沢スレではあったが、自分は撮られていた感じはしなかったし、自分の顔なんか撮ってどうするんだろうとしか思えない(イベントに立ち入り禁止にするとか?)。まあ、自分としては唐沢は純粋にコミケの模様を記録したかったからビデオ撮影をしたのだと思う。コミケのルールに違反していたとしたら問題だけど。


 …ざっとこんな感じである。自分としてはやるだけのことはやったと思うのだが、もう少しやれたかも知れないと思う。今回の経験と反省を生かして夏コミでは頑張りたいと思う。でも、本の作り方も何もわからないから、どうなることやら。

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