『社会派くんがゆく!怒涛編』の訂正箇所について。
『社会派くんがゆく!』Vol.82で、唐沢俊一が「ロサンゼルスをLAと呼ぶようになったのは三浦和義のせい」という珍説を述べていたことについては、町山智浩さんや当ブログでも取り上げたが、単行本『社会派くんがゆく!怒涛編』に収録される際に訂正がされていた。まずオリジナル。
唐沢 しかし逆に言うと、向こうにとっては、それだけの大物だったってことだよね。今、ロサンザルスの略称は「LA」ってことになっているけど、あれ、「ロス」っていう略称が“ロス疑惑”を髣髴させて悪いイメージを与えるってことで、観光局が新しく作った略称なんだってね。つまり、三浦和義ってのは、一国の大都市の略称まで変えさせるほどの超大物だったんだ(笑)。
『怒涛編』P.370
唐沢 しかし逆に言うと、向こうにとっては、それだけの大物だったってことだよね。今、日本でもロサンザルスの略称は「LA」ってことになっているけど、あれ、「ロス」っていう略称が“ロス疑惑”を髣髴させて悪いイメージを与えるってことで、観光局がキャンペーン張って呼びかけた略称なんだってね。日経新聞に載ってた。つまり、三浦和義ってのは、一国の大都市の略称まで変えさせるほどの超大物だったんだ(笑)。
「新しく作った」というのはまったくのガセだったのだから、それが訂正されたのはいいことである。ただし、「ロス疑惑」だけでなく「ロス暴動」も「LA」という略称を使うようになった理由であることを書いていないのはいただけない。
それから、Vol.81の
村崎 ホント、世の中は悲しいことだらけだなあ(またウソ泣)。
以降は単行本では全部カットされている。『生活維持省』のタイトルを間違えていたせいなのだろうか(詳しくは10月13日の記事を参照)。
- 作者: 唐沢俊一,村崎百郎
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- 発売日: 2008/12/01
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