死体でいいから出演したい!
もうひとつ『フィギュア王』№126掲載の「唐沢俊一のトンデモクロペディア」第39回より。
NY在住の大塚肇子さんという女性企業家によると、こういうバックグラウンド専業俳優でも、せっせと仕事を取りさえすれば、日本円にして月に二〜三十万は稼げるという。中でも技術が必要とされるのは死体の役で、クリス・マッギンという女優は、『羊たちの沈黙』に出てきた、水膨れの死体の役を演じて、バックグラウンド俳優のあこがれの的になったそうな。
ネタ元はこちら。2007年12月17日の記事である。なんだ、2006年以外の情報も見られるじゃないか。冗談はさておき、この記事を読む限り、「あこがれの的」と呼ぶには少し違うような気がする(少なくとも役をとりたい俳優たちの執念のすさまじさは唐沢の文章からは伝わってこない)。
もちろん死体の役だけで俳優として食べていくことは不可能なので、彼女は俳優養成講座を開くことを思いついた。
ということなんだから、単に講師として敬意を持たれているだけとも考えられるわけだし。まあ、「文筆業サバイバル塾」を主宰している唐沢俊一としては、「あこがれの的」になっていると考えたいのはわからないでもないけどね。
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