唐沢俊一検証blog

唐沢俊一氏の検証をしてきたブログ(更新は終了しました)

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

かつて栄華を極めた映画都市。

唐沢俊一の日記「裏モノ日記」は、毎回見出しにダジャレが入る。2008年7月11日の見出しは「チネチッタ婚」。できちゃった婚とひっかけたものだろうが、それを受けての文章が、 映画を観にいって妊娠? なのはヘン。なぜなら、チネチッタというはイタリアの映…

「東方見聞録」には麺についての記述は無いらしい。

『史上最強のムダ知識』P.245のソルボンヌK子のマンガ。 マカロニという名の由来 13世紀イタリア マルコ・ポーロが中国から帰り… 「法王さま 中国で食べられていた麺というものです」「どれ」 「マ・カローニ(おお すばらしい)!」「すばらしいものだそう…

ノーモデルナガサキ。

唐沢俊一『史上最強のムダ知識』(廣済堂ペーパーバックス)P.159 「長崎の平和祈念像のモデルは、プロレスラーの力道山。」というトリビア。 製作者は北村西望。建造された昭和30年(1955年)当時の、国民的ヒーローであったことから、力道山がモデルとして…

『怪奇トリビア』のガセビア・その4

『怪奇トリビア』P.173 江戸の油はさまざまな植物の油をつぶして絞って造っていた。マタタビの種も原料であり、猫がこの匂いにひかれて集まってきたので、化け猫が行灯の油を舐める伝説が生まれた。 江戸時代に行灯の燃料として主に用いられていたのは、菜種…

「業界新聞バラエティ!噂にならない!?トップニュース!」に唐沢俊一が出演していた

本日(7月13日)テレビ朝日系列で15:30〜17:25に放送された「業界新聞バラエティ!噂にならない!?トップニュース!」に唐沢俊一がコメンテーターとして出演していた。唐沢俊一自身が日記で「仕込んだネタが半分も話せなかった。」と言っていただけあって、…

『怪奇トリビア』のガセビア・その3

リンク集を作ってみました。唐沢俊一の盗作癖や雑学がガセだらけだということをまだご存知ない人は、そちらのサイトを見ることをおすすめします。では本題。『怪奇トリビア』P.81 毒薬が名物だった名所がある。イタリアのシシリーでは観光客相手に、十九世紀…

『怪奇トリビア』のガセビア・その2

『怪奇トリビア』P.79 1931年にルッツオ・セレスが作曲したシャンソン『暗い日曜日』は、それを聞いた人が次々に自殺し、その数が一〇〇人を超えたので、ついにBBCではこの曲の放送を全面的に禁止した。これは第二次大戦を予言した曲と言われている。 まず、…

わからない言葉は使わないように。

『人形考』(パロル舎)に収録されている唐沢俊一「あるスクラップ・ブックの話」より。 博多人形などのような、人形の名を借りた工芸品以外、一般的な意味での人形というものを大人は普通、自分の身の回りに置くことを好まないものだ。それは、およそ人形と…

古本はもっと上手に買いましょう。

唐沢俊一『古本マニア雑学ノート』(ダイヤモンド社)P.219 『映画ジョーズの秘密』E・ブレイク みんと 昭和51年 映画「JAWS」のメイキング、と思ったら、ロケ地のあたふたぶりが主な部分で、ちょっとスカされた。しかし、訳者が鮫島譲、という人物な…

『怪奇トリビア』のガセビア・その1

唐沢俊一編著『怪奇トリビア〜奇妙な怪談傑作選〜』(竹書房文庫)には、“怪奇トリビア”として、奇妙な事件がごく簡単に紹介されている。おそらくは、『怪奇トリビア』に収録されている小説やマンガ同様に、カストリ雑誌から拾ってきたネタが大半らしく、イ…

唐沢俊一の小説「幽霊のいるぼくの部屋」について

このブログは、唐沢俊一氏にまつわる様々な事柄について検証することを目的としている。主に氏の著作中のガセネタやパクリを指摘していくことになるはずだが、その他のちょっとした(まさにトリビアルな)ネタもいちいちとりあげていくようにしたい。 さて、…